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JRCの製品を生産し、お客様にお届けする際に必要な製造手配及び出荷手配。出来上がった製品の在庫を効率よく管理し、顧客の求めるタイミングでお届けしなければならないため緻密な作業が必要だ。その適正量を踏まえてコントロールをしなければ、たちまちバックヤードは混乱を招く。日本無線でその役割を務めているのが製品統括部だ。
製品統括部が担う業務は大きく2つに分かれており、一つは工場生産を管理する日程担当、もう一つは工場出荷を管理する工務担当である。前者は、受注に基づいた生産数量を調整・決定し、過剰在庫にならないような計画を立てる。後者は、届け先や機器の構成を確認し、要望に応じて製品を出荷する。
山崎が所属しているのは工務担当。製品の最終的な出口にあたり、一つの欠品や納期遅延がお客様の信頼を大きく欠くことに繋がってしまう重要なセクションだ。「出荷する製品数量を把握しているので、在庫欠品のないように日程担当に連絡するのは工務担当。見込み数も上がってきますが、これまでの経験から、より現実的な数量を予測できるのは私たちです」という。発注数を2ヵ月前までには決定しないと生産工程の確保が図れないため、これも重要な業務だ。
大学で統計学を専攻してきただけに、数量の管理や先読みの早さには自信がある。
山崎は、マリンシステムの担当であり、主に扱っているのは、船上通信システムのVSAT、そしてAIS(船舶自動識別装置)だ。これらは船舶用として装備される。また機器を納める造船所の要望に沿った、全機器の分納スケジュールの管理も行っている。
「出荷のタイミングは、船の組み立て状況に左右されます。しかも、船底にはこのセンサー、船腹にはこの装置、甲板にはレーダ、操舵室には通信システムといったように装備するものが違っています」階ごとに組み立てるビルの建設作業にイメージは近い。
もちろん、ユニットやシステム全体で納める場合もあるが、届け先で保管場所に限りがある場合は分納の形をとることが多い。また、組み立て作業が早まれば、出荷時期も早くなる。山崎が立てる分納スケジュールにより工程は大きく左右される。造船所との連携を密にとり、都度最適なスケジュールに更新していく。加えて、機器や装置がカスタマイズされた場合、オプション品の手配をするのも山崎たちの仕事だ。そして万が一、出荷時に何かが足りないとなれば、資材調達部門に依頼しなくてはならない。「他に気を使うのは、新製品やモデルチェンジの際ですね。在庫状況や出荷の読みが難しくなります。また、出荷前に検査が伴う場合は、品質保証部門と検査日時のすり合わせをするなど、いつもより準備の工程が増えます」こういった調整や交渉も工務担当が受け持っている。
山崎は、経済学部出身だが、将来はモノづくりに少しでも携わりたいという思いがあった。就職の際はメーカーを中心に活動をしたが、その中で特に惹かれたのが日本無線だった。創業100年を超える歴史を背景にした信頼や実績。そして、面接時に受けた印象が強かったという。
「これまで学んできたこと、興味のある学術分野、ゼミの内容など、自分のことを知りたいというスタンスが、他社とは違っていました。素の自分でやりとりできたことも大きな理由です」
このセクションの業務は山崎にとって張り合いになっている。直接、開発に携わるわけではないが、自分が動き、判断することで、製品がつくられていく。さらに、出荷したその先では、大海原を進む船が組み立てられていく。想像するだけでもワクワクしてくるという。
「業務内容は事務系に分類されますが、限りなくモノづくりに近い仕事だと思っています」山崎のモチベーションの高さはそこにある。
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